Tours,Orléans : トゥール・オルレアン

 


 

Tours

パリからTGVに乗ると約1時間でトゥールに到着。ここはロワール地方のお城めぐりの基点にもなる地方都市。最もきれいなフランス語が話されていることでも有名です。国鉄の駅を出ると公園をはさんですぐに観光局があるので、情報収集にはとても便利。ここから歩行者優先のベルナール・パリシー(Bernard Palissy)通りをずっと行くと、このカテドラルを中心とするトゥールの観光ゾーン@に出ます。カテドラルの真横にあるのは、美しい庭園のある美術館。ここは必見でしょう。
















カテドラルの内部。見落としてしまいそうですが、ここからプサレットの回廊(cloître de la Psalette)にアクセス出来ます。3つのギャラリーから構成されるここでは、ゴシックとフレンチ・ルネッサンスの見事な融合が見られます。ここも必見でしょう。



















プサレットとは唱歌隊のこと。中世の頃には、この回廊の一室では文字通り聖歌合唱の練習が行われていた。このカテドラルの別名にもなっている。














カテドラルと美術館のすぐ近くに宿を決めた。ベルナール・パリシー通りの突き当たりにあるホテル・ル・ミュゼ、私は170Fでこの部屋をゲット。バス・トイレ付、その上もう一つ別にお姫様仕様の大きなベッドもある。ホテルの人も親切だし、手ごろな価格で、なかなか快適でした。

Hôtel le Musée
2 place F. Sicard
tel. 02 47 66 63 81
fax. 02 47 20 10 42







ホテルと旧市街を結ぶ歩行者優先のコルベール通り(rue Colbert)は車がほとんど通らない静かな通り。でもお店やカフェ、レストランはたくさんあって、便利です。旧市街のカフェも素敵だけど、午後のひととき、観光客のほとんどいないここらのカフェでぼーっとするのもなかなかオツです。



















コルベール通りはやがて目貫通りのナシオナル通り(観光ゾーンA)と交差し、さらにコメルス通りに続く。これは15世紀に建造された個人邸宅。ファサードはルネッサンス期に手を加えらたもの。現在ではこの地方の考古学博物館として使用されている。

Hôtel Gouin
25 rue du Commerce
tel. 02 47 66 22 32















コメルス通りも終わりに近づくと最もトゥールらしい古い街並みが見えてくる。ここがトゥールの旧市街、観光ゾーンB。今世紀の中ごろ、一度は取り壊しの決まったこのプリュムロー広場の界隈も、他の旧市街同様にマルロー法によって救われたのだ。今では最も観光客が集まる人気の場所。カフェやレストラン、お土産物屋さんが軒を連ねる。
















Orléans

トゥールから乗り換えなしの列車で約1時間半。パリからは約1時間。トゥールからの帰りにちょっと立ち寄って見ました。あまり時間がなかったので、とりあえずはやっぱりカテドラルでしょう!




















オルレアンはジャンヌ・ダルクと縁のある街。百年戦争の際、英国の支配下にあったこの街の解放を目指して彼女がやってきたのだ。1429年の4月から5月までジャンヌ・ダルクが滞在したとされる場所は、現在は再建され「ジャンヌ・ダルクの家」として公開されている。非常にまずい写真ですが、これしかないので、ごめんなさい。

Maison de Jeanne d'Arc
3. place du General de Gaulle














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