ヴィデオテック・ド・パリ
フランス映画ファンの私にとってパリは天国であるが、さらに私を幸せにしてくれているのがヴィデオテック・ド・パリである。いつも賑やかなフォーラム・デ・アルの一角にひっそりとあるのだが、施設と資料の充実ぶりは、その表構えからは想像できない。ここはその名の示す通り、パリに関する映像の資料館で、パリを舞台とする映画や、パリに関するドキュメンタリーフィルムをコレクションしている。その数5700以上。これらの資料を個人ブースでいつでも閲覧できる他、独自の企画で一日に4本の映画をヴィデオテック内の映画館(2室)で上映している。その上、サイバーポートではインターネットへのアクセス(30分)も可能。気になるお値段であるが、それがまた魅力の一つ。一日券は30F(学割等25F)と映画館で1本映画を見るより安いうえ、長期契約するとさらにお得。1ヵ月150F、企画ごと(約2ヵ月間)250F、1年間600F(年間学割380F)となっている。私は学生である上、友人と二人で加入する《DUO》というサービスを利用したので350Fで年間契約をした。それ以来、ずいぶん利用させていただいています!次回の企画は「VILLES
BLESSEES(傷ついた街)」 3月12日〜5月6日まで。
N.B.現在はforumdesimagesに改名しています。